菊間 好胤 先生(第9期)
私が半症鍼セミナーに参加してから4年が経ちます。初めて参加した時は、今までやってきたやり方、考え方との違いに戸惑ったまま終わってしまいましたが、2回目以降は、しっかりと納得出来るようになりました。
同じテーマである中に、毎回色々な気づきや発見があります。臨床においてもたくさんの疑問が湧いてきますが、セミナーの最中に少しずつ整理されていくのを感じます。
2010年7月に中国へ研修旅行に参加させていただき、帰ってきてから、自分自身の身体の変化を感じました。診断精度が高まり、さらには自分の身体を治すのは術者ではなく、自分自身なのだということを体感出来ました。
また、今回のクールでは焦りや迷いが診断を狂わせ、患者の身体を悪くするということを体得出来ました。その私に対しても分かりやすく指摘していただき、その解決にまで導いて下さった茂木先生には感謝しています。
これからも自分自身の感覚を磨き、未だ感じられていない生体反応、生命のささやきを感じられるようになっていきたいです。