大阪府 Y・H 先生(第13期)
私は大阪でペインクリニック、内科、小児科を標榜する開業医です。
開業してからは、病院勤務医の時には気付かなかった事を色々と知ることになりました。
勤務医時代は麻酔科、ペインクリニックをしておりましが、ある程度症状が絞られた患者を診ることが殆どで、自分の専門と異なる訴えに対しては他科を併診していただくことになります。
ところが開業医に来られる患者は実に多彩な訴えを複数抱えられて来られます。
開業医がゲートキーパーであるというのはこのような事情からで、適切な診療科に導くことが大切な仕事の1つと身に沁みます。
また、患者が治療に反応して改善した場合、勤務医時代には自分の治療行為が成功したと単純に考えておりましたが、実際は異なる場合が多いことも開業してから知ることになりました。
患者は病院の治療だけ受けているわけではなく、よくなるために鍼灸、整体、サプリ等々と実に様々なことをトライされておられその結果の集積で改善、又は場合により悪化されていることを知りました。
患者はこのようなことを医師には絶対伝えません。
開業してからはこのような事情にも対処できるようになりたい、幅広い症状に対処できる医師になりたいと通常医療以外に目を向けることになりました。
開業してからの私の勉強の旅は通常医療を上回る有効な治療を探し求める旅でした。
しかしながら、実際に医療現場で使用可能な決定的治療法を見つけることはできませんでした。そのような中、今回、半身症候鍼灸法基礎シリーズのセミナーに参加させていただきました。
この方法にはワクワクするものがあり、大いに期待しております。
是非習得して日々の臨牀に役立たせたいと考えております。
宜しく御指導の程お願いいたします。