北海道 T・Y 先生
先日は、ご指導ありがとうございました。セミナーに参加させて頂き、自分の脳や腎臓がむくんでいる感覚。腎臓が動く感覚。肌の張りの変化。TRテストでの力の入れ方。力の抜き方。身体の形。バランスのとり方。繊細なタッチの方法や感覚。目線の取り方。意識の持ち方。自分にとって不必要な穴へ鍼をうたれた時の違和感。その後必要穴へ鍼をうった際の高揚感など色々体験させて頂きました。今迄はここまで繊細に治療をすることが無かったので、患者さんたちをどれだけ雑に扱ってきたのだろうと思うと申し訳ない気持ちでいっぱいです。これからは自己中心的な治療は辞めて、患者さんの身体からの声を素直に理解できる繊細な施術を心がけていきます。
先生の本「生命のささやき」を拝読させて頂き、痛みの必要性を理解しつつも実際の治療は痛みを追う施術になっていました。今回のこの体験はこれからの治療家として、とても大事な体験をさせて頂きました。そして、このセミナーだけでなく、実際に先生の治療を受け、現場を知る事の必要性を強く感じました。ぜひ機会をつくり、現場と治療を体験したいと心から思います。
また来月も2回目のセミナーがありますので、現代の扁鵲を目指し、より繊細により緻密に毎日練習を続け学んでいきたいと思います。ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。