千葉県 S・T先生
3年前からセミナーに参加させて頂き、臨床見学の機会を頂きましてありがとうございました。
午後からの見学で伺うと、まだ午前の治療中だったので来院患者数の多さに驚きました。
「良い治療をすると疲れることはなく、やればやるほど元気になる」と言われた通り、茂木先生は何十人も治療したとは思えない動きでした。
検査、診断、治療、患者教育が次々と行われ全く目を離せない見学でした。
パーキンソン病の患者が仮面様顔貌で無表情だったのに治療後にニコッと笑顔を見せ、顔色はくすんだ黄土色から血色の良いピンク色に変わっていきました。
歩くように指示すると自力で立ち上がって1人で歩いていました。
これ程の変化はどこの病院でもありえないでしょう。
乳がん患者では原因は肺であり、さらにその原因が腎臓の感染と透視診断。
患者に聞くと過去に腎臓に注射針を刺したことがあると分かり、透視診断の正確性を目の当りにし本物であると確信しました。
その後も難病、重病の患者が続きましたが茂木先生は一切動じないのはもちろん、治してやろうと気負う様子もありませんでした。
集中力は最高域にあるのに坦々と流れるようなリズムで、100%の診断と治療で妥協なく進められていく様子はきびきびとした空手の型を見るようでした。
正常か異常かを診断できる半身症候鍼灸・律動法は最高峰の治療です。
やっと本物の治る治療にたどり着いたので本気で取り組んでいきます。
まだ患者を前にすると治してやろうと欲を出したり、患者の反応が悪いと自信を無くしたりすることもあります。
今回の見学で半身症候鍼灸の治療効果を確信し、自分の目指す治療が見えたので今後の臨床に生かしていきたいと思います。